借金の相談は誰にする?

借金の相談は誰にする?

なんでも相談できる家族、友人がいる人でも、借金の相談というのはなかなかしづらいものです。けれど、誰にも相談できず一人で問題を抱え込むことは良くありません。
一人で悩みすぎてしまうと、物事が客観的に考えられなくなってしまったり、精神的に追い詰められてしまったりしますよね。ただ、だからと言って家族や友人にお金の相談をしたとしても、それがトラブルの原因になってしまう事もありますし、相手を困らせてしまい相談したことを後悔するような場合も多くあるでしょう。だからこそ、お金の相談というのは厄介なのですよね。

 

また、的確なアドバイスがもらえず、結局打開策が見つからないという場合も多々あるようです。お金、借金の悩みを相談するなら、やはりきちんとした知識のある人に相談するのが一番です。

 

借金に困っている人を支援する公的機関、あるいは法律相談事務所へ相談しましょう。無料相談を行なっているところを探せば、金銭的な負担もありません。電話、メールを使って匿名で相談できるところがあります。氏名などを公にして相談したくないという人も、安心して利用できます。

 

弁護士や司法書士に相談するのは気が引ける、どこへ相談に行ったら良いのか全然わからないという人は、まず法テラスと呼ばれる「日本司法支援センター」に連絡してみましょう。提携している弁護士事務所などを紹介してもらえます。法テラスなら、情報提供をすれば費用が建て替えになるので、お金の心配をする必要もありません。

 

お金の相談をすることは、最初は勇気が要ることです。でも、この先もずっと借金返済で苦しみ続けるより、いま少しだけ勇気を出して相談をした方がずっとずっと楽になるのです。借金返済に追われる日々から抜け出すために、まずは一歩踏み出しましょう。あなたに手を差し伸べようと、待っていてくれる人がいるんです。

どの時点で相談をするか

お金を借りた時は「大丈夫、必ず返済できる」と思っていても、病気や怪我をして働けなくなった、会社が倒産した、リストラに遭った、など、突然事情が変わり、借金の返済を続けていけなくなると言うことは誰にでも起こり得ます。

 

上述でも少し説明しましたが、借金の返済について専門家に相談した方が良いと考えるべき目安があります。

 

・突然事情、環境が変わり収入がなくなった
・借金返済のために借金をして、複数の金融業者から借金をしている
・返済はしているが、利息分のみを返済している状態が続いている
・毎日借金をどう返すかと言うことで頭がいっぱい、他のことが考えられない

 

こういった状況に当てはまっている人は、我慢して返済生活を続けようとせず専門家に相談した方が良いでしょう。お金のことは知識のある専門家に相談をするのが一番です。
まずは民間の支援団体に連絡を入れてみると良いでしょう。
ほとんどがボランティアなどで運営されているため、費用はかかりません。
借金や生活の状況を説明すると、適切なアドバイスがもらえ、必要なら援助も受けることができます。

 

悪徳業者からお金を借りてしまい、暴力や脅迫を伴う不法な取り立てに怯えている人は、すぐに警察に届け出るようにしてください。
ただし、暴力や脅迫があった場合に限ります。ヤミ金に手を出してしまい、返済ができなくなったからと警察に届け出ても、警察はすぐには動いてくれないでしょう。警察は原則として民事不介入の立場をとりますので、お金の貸し借りという問題には対応してくれません。
取り立てに違法行為があった場合、それを証明できる証拠を取っておくようにしましょう。怪我を負わされた、精神的に追い込まれ病院を受診したという場合には、必ず診断書をもらい保管しておきましょう。

 

借金の返済のために借金を繰り返し、自転車操業状態になっている人、多重債務に陥っている人は、専門の機関に相談しましょう。
取れる対策、取れる手段があります。1日でも早く借金に苦しむことのない正常な毎日を取り戻せるよう、専門家に相談してください。

FPに相談する手もあります。

お金を借りた時は大丈夫だと思っていた、でも事情があり返済計画が滞ってしまうことは誰にでも起こりうることです。
そんな時、おすすめされるのは弁護士・司法書士など専門家への相談ですが、そこまで重大な問題でもないんだけどなぁと思う人は、FP(フィナンシャルプランナー)へ相談してみると良いと思います。

 

FPが借金相談に乗ってくれるの?と思う人もいると思います。
確かに、FPは債務整理など法的な手続きは行うことができません。
ただ、金銭感覚や家庭の収支についての相談に乗ってくれて、適切かつ的確なアドバイスをしてくれます。
ついつい借金を繰り返してしまう人へは、借金をしないで生活する良い方法を教えてくれますし、借金返済が思うように進められないという人へは、家計の見直しアドバイスや、バランスのとれた返済額などをアドバイスしてくれます。

 

上でも言及しましたが、
・借金返済額が年収の2割を越えている
・複数の業者から借金をしていて自転車操業状態
・金利分しか返済しておらず元金が減らない状態が続いている
・悪徳業者からお金を借りてしまった

 

といった状態に陥ってしまっている人は、債務整理などの法的な措置が必要です。FPではなく弁護士や司法書士に相談するようにしてください。

 

法的な手続きは必要なく、家計の見直しや良い返済のためのやりくりについてアドバイスが欲しいと思う人は、FPに相談してみると良いでしょう。
保険料、住宅費のバランスの見直しや借金返済のためのお金のやりくり方法などについて相談に乗ってくれます。

 

収入と借金のバランスは、お金を借りる時に考えなければならないポイントですが、誰にでも状況が変わることはあります。状況や事情が変わった時点で、FPに相談してみると良いと思います。